パーパスの給湯器のエラー「 L （自動気密試験）低圧異常」 : 宮城・仙台・山形の給湯器の格安交換［シマツ］

リンナイ給湯器は、正常に作動しない場合にはリモコンのモニター部分にどこがどんな風におかしいのかをエラーコード表示する仕組みになっています。エラー表示はいろいろなものがあり、一つ一つの表示を全て暗記することは難しいのですが、使い方や使用頻度などによってはよく目にするエラーコードがあり、よく目にすることによってエラーコードを覚えておけば、修理点検の連絡をする前に自分でどんな事を確認すればよいのかが分かるようになります。

リンナイ給湯器のリモコンモニター部分に502のエラー表示が出たら、お湯張りに関連したエラー表示と考えることができます。リンナイ給湯器では、浴室の浴槽にお湯を張る機能が自動作動するものが多いのですが、自動でお湯を張っている途中で何かしらの異常が起こった場合に、502エラー表示が出ることになります。

リンナイ給湯器の自動お湯張り機能というのは、まず給湯器の回路がお湯を作ることを命じて、浴槽に設定した温度のお湯を追い焚き用の配管を通って満たしていくという仕組みになっています。全自動タイプの場合には設定した水位までお湯を作ることができますし、自動タイプの場合には、お湯の量をあらかじめ設定しているので、その量になるまで浴槽にお湯を張っていくことになります。

502のエラーコードが出ると、浴槽にお湯を張ることができなくなってしまいます。お風呂に入れない！とパニックになってしまったり、リンナイ給湯器が故障したに違いない！と修理費のことを考えて頭が痛くなってしまったりする人は多いのですが、このエラーコードが表示されたからと言って必ずしも故障というわけではありません。場合によっては専門業者を呼ばなくても自分で解決できることもあります。

502のエラーが表示されたら、まずチェックしたいのはフィルターの目詰まりです。定期的に掃除をしていればフィルターが詰まってしまうことはありませんが、あまり掃除をしていない場合には、この部分をチェックして掃除をしてみてください。この部分が原因で解決した場合には、エラー表示が消えてくれます。フィルターを掃除してもエラー表示が消えない場合には、給水の元栓がきちんと開いているかを確認しましょう。地域が断水などではないでしょうか？

これらをチェックした後で、運転スイッチを一度オフにしてから再度オンにしてみてください。それでもエラーが出るようなら故障の可能性が高いので、シマツ株式会社までご連絡ください。点検修理に伺います。